沈黙は金、雄弁は銀。

黙っているのが得策と解っていながら、口を開かずにはいられない愚者の日常。

2009年06月30日 [火]

 20090630「序破急の、破。」

本日は『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破』を観てまいりました。

鼻血出そうなぐらい面白かったです!!!
早く続きが観たいぞー!
ヱビスビールも飲んじゃうぞー!

えーっと、ちょっと補足。
私は映画を観ながら勝手にEVA初号機のアテレコをするのが好き。
「ウチのシンジに何すんのー!」とか
「シンジを苛める奴はあたしが許さないわ!」とか
「ぺっ、ダミーなんか乗せないでよ!シンジ乗せなさいよ!」とか
「誰がアンタの云うことなんか聞くもんですか!旦那より子供が可愛いのは当たり前でしょー!」とか。
(どのシーンのアテレコかは、ご想像にお任せします。)

あと『サマーウォーズ』と『20世紀少年』最終章の予告が観れて嬉しかったです。

ではではー。


本日のツッコミ:「Qかよ!」 ←映画を観たら判ります。

2009年06月20日 [土]

 20090619「朗読者。」

本日は『愛を読むひと』を観てまいりました。

この原作である『朗読者』を随分前に読んだことがあります。巻末の訳者あとがきで「ドイツで映画化の予定あり」みたいなことが書いてあって(※本を確認したら「ドイツで」とは書いてなかったです。すみません)、私は本当に楽しみにしていたのです。
が、待てど暮らせど『朗読者』上映はされる気配もなく。映画化は頓挫したのかな、と諦めて徐々に忘れておりました。
そしたらやっと今になって、アメリカ・ドイツ合作で映画になりましたよ!台詞が英語なのはちょっと違和感がある(主人公の名前もミヒャエルじゃなくてマイケルになってるし。)けれど、それでも映画になったものを観られて嬉しいです。

原作を知らないまっさらな状態で映画を観てみたらどんな感想を抱いただろう、とは思うけれど。それは今更云っても詮無きことだしね。
逆に、原作既読だと映画冒頭からハンナの表情の微かな変化も汲み取ることができたのがよかった。
もしもこの映画を二度観ることがあったら、二度目はハンナの表情を集中して観ていただきたいと思います。

ではではー。


本日の寫眞:
 20090619daibutsu.jpg
 研修先の休憩時間の散歩で撮った一枚。
 コレとかコレとか思い出したりして。

2009年06月20日 [土]

 20090615「2999m。」

明日は朝3時半からお仕事。
本来なら翌日に備えて早めに就寝すべきだったのですが、観に行ってしまいました『剱岳 点の記』。

劇中で仲村トオルさん演じる小島烏水が云った「我々は山に登るのが目的だが、あなたがたは登ってからが仕事だ。」と云う台詞が、私の感想そのままです。
そしてその台詞は、木村組の「仲間たち」にも通じると思いました。この映画は山に登ってからが、撮影の始まり。
もうこれは映画や演技じゃない、と私も観ながら思ったもの。まさしく苦行です。
そんな演技の枠を超えた俳優さんたちを観てると、自然と目頭が熱くなってしまったよ…。特に香川照之さん。方言を話したり、山に登ってる立ち振る舞いを観てるだけで泣けました。
あとなんと云っても立山の説得力ある姿。この映画の主役は浅野さんじゃなくて、山です。是非とも大スクリーンでご覧いただきたい。

ところで。
この映画、私の勤務先がすこーしだけ撮影に協力しているのです。劇中で立山温泉の宿になってた家屋で、移植や植栽をさせていただきました。
ほんの小さなことだけど、この映画に協力できたことは喜ばしい限りです。
しかもエンドロールの「仲間たち」で、弊社の名前も出ていただいて。「仲間たち」に入れていただいたんだなぁ、と思うと胸が熱くなりましたねー。(でもエンドロールに弊社の名前が出たのは、社長が一口幾らで出資したからだと後に判明…。ちょっとがっかり。でもまぁいいや。)

あとね、なんと云っても剱岳の映画ですから、映画慣れしていない県民の皆様がわらわら映画館に来るだろうと思っていろいろ覚悟してたんですよ。
でも上映中お喋りする人も居なければ、携帯を開いたり鳴らしたりする人も皆無で。なんと劇場が明るくなるまで誰も席を立たなかったんですよ!スバラシイ!
素敵な映画を、良き観客の皆様と鑑賞できたことが本当に嬉しかったです。


ではではー。


本日の寝床:
 映画を観たあと変に高揚してしまって、
 家では寝付かれなくて会社の駐車場で車中泊してしまいました。
 しかも眠れないので、車内で缶ビール500mL飲んじゃいました。

2009年06月20日 [土]

 20090614「市井昌秀監督作品。」

本日は『無防備』を観てまいりました。

冒頭観ていて思ったのは「生々しさ」でした。
主人公の地味さとか、体のラインとか、背負っている暗さがやけに生々しくて。
家族に受け入れられない絶望感も、機械のように一日が過ぎるのを待つ諦念も、やけにリアルに感じられて。
全てが痛々しくてたまらない感じだったのです、が。
でも主人公がラストで水田の中を走り出すシーンから、私の中で劇的に映画の印象が変わりました。
もうねー、目から勝手に涙がだばだば出てくる出てくる。今年一番泣いたかもしれません。

ところで。監督が自県出身で、ロケ地も自県でした。見慣れた場処もちらほらと。特にラストの病院は私の実家の近所で、甥姪も其処で産まれてます。
でもラストシーンの問題で、映倫さんが上映に関してごちゃごちゃ云っているそうですよ。映倫さんってほんっと○○だなぁー。(←自主規制)
ちなみに「映倫」で検索したら、このサイトが判り易くて面白かったので勝手にリンク貼っちゃいます。


『無防備』上映後、監督の市井昌秀さん&俳優の今野早苗さんのトークショーに参加。
その後そのまま市井監督の初期作品二作も観てきました。

・『房総』
『無防備』の原型とも云える作品。

・『
貧乏夫婦がエアコンを入手する為に、じたばたするお話。
風になびく包帯と、ラストシーンの夫の顔(先日見た『ワンダーラスト』のSM客のラストシーンにも似た、いい顔だった!)がとても好きです。

あと最近強く思うのですが、「炊事・洗濯・掃除」って人が人として日々を生きるのにものすごく大切なことだなぁ、と。それを疎かにすると人間は簡単に堕落できると思う。
そして、その三要素を結構疎かにしている自分を省みたりして。とりあえずやるべきことは、きちんとやろう。うん。


そんなこんなで市井作品を三作続けて観ると、共通するものが強く感じられてとても興味深かったです。
ではではー。


本日の音楽:くるり/魂のゆくえ

2009年06月13日 [土]

 20090608「堕落と英知。」

本日は『ワンダーラスト』を観てまいりました。
でも原題は"filth & wisdom"だそうです。

主要の登場人物はルームメイトの三人。
SM調教師でお金を稼ぎながらパンクバンドで歌うAK、
バレエで食べていけずにポールダンスを始めるホリー、
バイト先の薬局で薬をちょろまかしながら、アフリカでの奉仕活動を夢見るジュリエット。
他にもいろんな人が出てくるのですが、登場人物はみんな焦っていたりイラついたりしているようです。

そんな人々の姿を観てるのは正直しんどかったのですが、そのまま受け入れて観ていたらエンディングでは何だか全てが楽しく思えてきました。
ご都合主義のハッピーエンドだと思いつつも、エンディングの高揚感に浮かれて気持ちよく劇場を後にしたのでした。

ではではー。


本日の晩御飯:とやま牛のメンチカツバーガー
 「メッツゲライイケダ」好きには堪らんです。
 「ホントのたこさんウィンナー」も楽しみ!

本日の音楽:FoZZtone/ワンダーラスト

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プロフィール

Author:にぱる(橄欖石頭)
ある時は映画館館長、
ある時は民宿の女将、
ある時は茶房のマスター。
しかし本職は、うっかりさんの庭師なのでした〜。

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